NYブロードウェイへの行き方とミュージカル予約方法。「ライオンキング」の舞台を本場で楽しんできた

「サークル・オブ・ライフ」の壮大なオープニングから始まるブロードウェイの名作「ライオンキング」。

1997年の初演から28年間愛され続け、トニー賞6部門を受賞したこの作品は、ディズニー映画を舞台化した最高傑作として世界中の観客を魅了しています。

私がニューヨーク・ブロードウェイで見るミュージカルに選んだのもこの作品。

当然ながら全編英語なのでなかなか聞き取りは難しかったものの、演技や歌、舞台美術に魅了される素晴らしい時間が過ごせました。

実際にブロードウェイの「ライオンキング」を予約してミンスコフ劇場まで見に行ってきたので、その体験やノウハウをレポートします！

Contents

ブロードウェイ史上屈指の名作「ライオンキング」を見に行く
日本にいるうちにチケットを予約し、ミンスコフ劇場へ
ライオンキング仕様の劇場でテンションが上がる
本場ブロードウェイで観る「ライオンキング」体験
ブロードウェイのチケット購入・予約のポイント
- チケット事前予約がおすすめ
- 年齢制限と子ども連れでの注意点
ミンスコフ劇場（ブロードウェイ）への行き方・アクセス
ミンスコフ劇場（ブロードウェイ）の基本情報
ブロードウェイでライオンキング観劇体験まとめ

ブロードウェイ史上屈指の名作「ライオンキング」を見に行く

ニューヨークのタイムズスクエアにあるミンスコフ劇場で上演される「ライオンキング」は、ブロードウェイで3番目に長期間上演されている記録的な作品。
（1位は「オペラ座の怪人」、2位は「シカゴ」）

ブロードウェイのミンスコフ劇場

ディズニーの名作アニメーション映画を基にしつつ、舞台ならではの新たな魅力を加えた傑作として、子どもから大人まで幅広い世代に愛されています。

日本での人気も高く、劇団四季もたびたび上演している「ライオンキング」。

私も日本国内で劇団四季の舞台を見たことがあったので、内容はだいたい頭に入った状態。

これなら英語がわからなくてもストーリーはわかるし、ある程度楽しめるだろう……ということで、ニューヨーク・ブロードウェイに見に行くことにしました。

日本にいるうちにチケットを予約し、ミンスコフ劇場へ

現地で予約はハードルが高そうだったので、私は日本にいるうちにチケットを予約しておきました。

私が使ったのは「KKDay」というサイトで、他にはKlookなどのサイトでも予約可能。

どちらも日本語で予約できてかんたん。

【KKDayで予約】ブロードウェイミュージカル『ライオンキング』鑑賞チケット（アメリカニューヨーク） – KKday

【Klookで予約】ブロードウェイミュージカル「ライオンキング」鑑賞チケットの予約（ニューヨーク） | Klook

ライオンキングが上演されているのは、伝統あるミンスコフ劇場。

42丁目とBroadwayの交差点にあり、タイムズスクエアのネオンと並ぶ巨大看板が目印。

タイムズスクエアのライオンキング看板

ミンスコフ劇場の入口

ライオンキングらしい色合いのエントランス。テンション上がりますね。

ライオンキングが上演されるミンスコフ劇場

私が行った2015年は紙のバウチャーだったので、窓口での引き換えが必要でした。2025年現在は電子バウチャーになっているので、QRコードを読み取らせるだけでOKのはず。

バウチャーをチケットと引き換え（2015年当時）

ライオンキング仕様の劇場でテンションが上がる

劇場のロビーは、木材と赤いベルベットのソファがクラシックな雰囲気。

劇場もライオンキング仕様

初めて目にするウェルカムボードとフォトスポットに、開演前からテンションが上がりました。

ロビーではラフィキと写真が撮れる

ムファサ、サラビ、シンバとも撮影可

年始だったこともあってか、世界中からの観客で満席状態。

劇場内は世界中からのお客さんで満席

本場ブロードウェイで観る「ライオンキング」体験

圧巻のオープニング「サークル・オブ・ライフ」

開演と同時に響き渡る「サークル・オブ・ライフ」のメロディーとともに、動物たちが客席通路を練り歩いて舞台に上がるオープニングシーンは、まさに圧巻の一言。

客席のすぐ近くを動物たちが通るので、間近でその迫力と美しさを体感できます。

全編通して素晴らしかったですが、やはりこのオープニングがいちばん印象に残りました。

エルトン・ジョンの名曲と世界トップクラスの舞台俳優が彩るストーリー

「ハクナ・マタタ」「愛を感じて」「今すぐ王様になりたい」など、映画でもおなじみのエルトン・ジョンとティム・ライスによる名曲の数々が、生演奏で披露されます。

俳優さんたちは声だけでなく体つきも野生動物のようにたくましく（あるいはしなやかで）、遠くからでもその迫力に圧倒されるほど。

英語がしっかりと聞き取れなくても、十分すぎるほど楽しめました。

観劇時の注意点。1回ある休憩中に売店に寄ってみよう

上演時間は2時間30分で、約15分の休憩が1回あります。

休憩時間中は劇場内のお土産ショップで限定グッズを購入するのもおすすめ。私はライオンキングのマーク入りボトルの飲み物を買いました。

ライオンキングのお土産ショップ

窓からはタイムズスクエアの様子を見ることができ、こちらも絵になる風景。

ロビーからはタイムズスクエアが見渡せる

劇場内はエアコン（冷房）が強めに効いているので、夏場でも薄手のカーディガンなどの羽織り物を持参するのがおすすめ。

ブロードウェイのチケット購入・予約のポイント

チケット事前予約がおすすめ

ライオンキングをはじめ、ブロードウェイの一部作品は非常に人気が高く、観光シーズンや週末の公演は早期に売り切れることも。

事前にオンラインでチケットを購入しておくことで、安心してニューヨーク旅行を楽しめます。

チケット料金は座席の位置や公演日によって変動しますが、約2万円程度からの価格帯。

舞台から遠くても安めのチケットでいいと考えるか、観るからには高価でもしっかり近くで観たいと考えるか、お好みで選んでください。

【KKDayで予約】ブロードウェイミュージカル『ライオンキング』鑑賞チケット（アメリカニューヨーク） – KKday

【Klookで予約】ブロードウェイミュージカル「ライオンキング」鑑賞チケットの予約（ニューヨーク） | Klook

「ライオンキング」以外にも「シカゴ」「アラジン」「ウィキッド」「マンマ・ミーア！」「ムーラン・ルージュ」など、ブロードウェイで公演のある多くの人気ミュージカルのチケットが予約できます。

年齢制限と子ども連れでの注意点

ライオンキングは2歳以上から入場可能で、推奨年齢は6歳以上。

子ども料金の設定はなく、2歳以上は大人と同料金が必要です。

小さな子どもでも十分楽しめる作品ではありますが、泣いたり大声を出したりするリスクを考えると、小学生以上くらいに大きくなってからのほうがいいように思います。
（私も小さな子どもがいるのでよくわかります。。。）

ミンスコフ劇場（ブロードウェイ）への行き方・アクセス

地下鉄でのアクセス：
- 1・2・3・7・N・Q・R・W線「Times Square–42 St」駅から徒歩約3分
- B・D・F・M線「42 St–Bryant Park」駅から徒歩約5分
- 4・5・6線「42 St–Grand Central」駅から徒歩約8分
バスでのアクセス：
- M7・M20・M42・M104系統「Times Square/42 St」下車すぐ
徒歩でのアクセス：
- タイムズスクエア中心部から徒歩2分
- 7番街と45丁目の交差点角に位置
タクシー・ライドシェア利用時：「200 West 45th Street, New York, NY」と指定