世界中から人々が集まる大都市ニューヨーク。
私も1週間滞在したんですが、自由の女神、タイムズスクエア、ブロードウェイのミュージカル、メトロポリタン美術館、本場のステーキやハンバーガーなど見どころが目白押し。
誰もが一度は憧れるこの街には、1週間では到底回りきれないほど魅力あるスポットばかりでした。
この記事では、ニューヨーク旅行を計画している初心者の方に向けて、航空券・ホテルの予約方法から現地での交通手段や絶対に外せない観光スポットまでくわしく紹介。
最高のニューヨーク旅行を楽しむためのお役に立てれば嬉しいです!
ニューヨーク旅行の準備:航空券とホテルの賢い予約方法
ツアーか、個別予約か?まずは選択肢を比較しよう
ニューヨーク旅行を計画する際、まずは「ツアーを利用するか、航空券とホテルを個別に予約するか」を決めるといいでしょう。

ニューヨーク旅行時に乗った飛行機
ツアーといっても添乗員が同行するようなものではなく、単に航空券とホテルをセットで予約するだけ。自由度が損なわれることもないのでご安心を。
ツアーと個別予約、それぞれにメリットがあるので旅行スタイルや予算に合わせて選びましょう。
- 航空券+ホテルがセットになっており、予約・管理がラク
- トータルコストが個別予約より安くなる場合も
- 旅行会社のサポートが受けられる
- 割引クーポンやキャンペーンが利用可能なことが多い
- 航空会社やホテルを自由な組み合わせで選べる
- 滞在日数や出発日の柔軟性が高い
- マイルを貯めやすい
- こだわりの旅程を組める
おすすめの予約サイト一覧

NYで泊まったマンハッタンのホテル
私がよく利用しているおすすめ旅行予約サイトを紹介。
知らないサイトがあれば、ぜひチェックしてみてください。
Expedia(エクスペディア)
航空券、ホテル、ツアー(航空券+ホテル)のセット予約も可能な世界最大級の旅行予約サイト「Expedia(エクスペディア)」。
アメリカ発のサイトで海外ホテルの品揃えが豊富なので、ニューヨーク旅行ならまず調べておきたいところ。
航空券とホテルのセット予約で割引になったり、タイミングによってはクーポンコードでさらにお得に予約可能。
日本語サポートも充実しており、初心者でも安心して利用できます。
H.I.S.(エイチ・アイ・エス)
日本の大手旅行会社として有名な「H.I.S.(エイチ・アイ・エス)」も、調べておくべき旅行予約サイトのひとつ。
ニューヨークツアーも数多く取り扱っており、特に価格をおさえたリーズナブルなツアーが魅力。
日本語での相談もしやすいですし、店舗での相談も可能。
初めての海外旅行で不安な方には特におすすめです。
サプライス(Surprice)
海外航空券の比較に特化したサイトが「サプライス(Surprice)」。
いちいち海外航空会社のサイトをひとつひとつ調べなくても、航空券の価格が比較できる便利な予約サイトです。
日本企業運営のため日本語対応が充実しており、海外発の比較サイトより使いやすいのも魅力。
取扱手数料が無料で、シークレットセールや割引クーポンも定期的に配信されます。
Skyscanner(スカイスキャナー)
世界中の航空券を一括検索できる、旅行者には定番のサイト「Skyscanner(スカイスキャナー)」。
「最安値の月」を検索できる機能が便利で、旅行時期が柔軟な方には特におすすめ。
予約まで完結するサプライスと異なり、こちらは検索結果から各航空会社のサイトへ飛んでそちらで予約するタイプです。
Booking.com(ブッキングドットコム)
エクスペディアとならんで世界最大級のホテル予約サイト「Booking.com(ブッキングドットコム)
」。
ニューヨークのホテル掲載数も多く、口コミも豊富なので選びやすい。
エクスペディアと併せて比較すると、片方にしか掲載されていない掘り出し物ホテルが見つかることも。
Agoda(アゴダ)
バナナマンさんのCMでもおなじみのホテル予約サイト「Agoda(アゴダ)
」。
ニューヨークのホテルも多数取り扱っており、独自のセール価格で他サイトより安いことも多々あり。
こちらも、比較検討の選択肢に入れておきたいサイトです。
ニューヨーク旅行の予算目安
ニューヨークは世界でも有数の物価が高い都市。
特にマンハッタン中心部のホテルは非常に高額です。
航空券の目安
- 通常期(3月〜5月、9月〜11月):往復10〜15万円
- ハイシーズン(6月〜8月、12月〜1月):往復15〜25万円
- カウントダウン時期(12月末):往復20〜30万円以上
ホテルの目安(1泊あたり)
- 格安ホステル・ドミトリー:50〜100ドル(約7,500〜15,000円)
- エコノミーホテル:150〜250ドル(約22,500〜37,500円)
- スタンダードホテル:250〜400ドル(約37,500〜60,000円)
- 高級ホテル:400ドル以上(約60,000円以上)
※時期やホテルによる
世界中から人が集まるハイシーズン(年末のカウントダウン時期など)は、通常の2〜3倍の料金になることも珍しくありません。
予算を抑えたい場合は、マンハッタン中心部を避けてブルックリンやクイーンズエリアのホテルを検討するのも一つの手です。
空港からマンハッタンへのアクセス方法
JFK空港からマンハッタンまでの移動手段
ニューヨークの玄関口、ジョン・F・ケネディ国際空港(JFK空港)からマンハッタンまでの移動方法は主に4つあります。
① エアトレイン+ロングアイランド鉄道(LIRR)【おすすめ】

ロングアイランドレイルロード(LIRR)
料金:約17〜20ドル(約2,550〜3,000円)
所要時間:約35〜50分、24時間運行
空港からエアトレインでJamaica(ジャマイカ)駅に向かい、そこでLIRR(ロングアイランドレイルロード)に乗り換えてマンハッタン中心部のペンシルベニア駅へ直行するルート。

ジャマイカ駅の案内板
速くて快適で、コストパフォーマンスも良好。初めてのニューヨークにはこちらがおすすめ。
私もこのルートで行きました。
② エアトレイン+地下鉄【最安】

ニューヨークの地下鉄駅
料金:約11〜15ドル(約1,650〜2,250円)
所要時間:約60〜90分
空港からエアトレインでJamaica(ジャマイカ)駅またはHoward Beach(ハワードビーチ)駅へ移動し、そこから地下鉄でマンハッタンへ行くルート。
最も安い移動方法ですが、階段の上り下りが多いので荷物が多いと大変。LIRRよりもやや時間がかかります。
③ タクシー(イエローキャブ)
料金:定額70ドル+チップ+通行料=約90〜100ドル(約13,500〜15,000円)
所要時間:約40〜60分(渋滞による)
ドア・ツー・ドアで移動できるタクシー(イエローキャブ)。
荷物が多い方や深夜到着の方におすすめですが、タクシー運転手と英語でやりとりする必要あり。
3〜4人で割り勘すれば、一人あたりのコストは抑えられます。
④ Uber・Lyft(配車アプリ)
料金:約60〜80ドル程度(約9,000〜12,000円)※時間帯により変動、チップ別
所要時間:約40〜60分
アプリで手軽に呼べて、料金も事前に確認できるUber(ウーバー)、Lyft(リフト)などの配車アプリ。
英語でのやり取りが不要な点も魅力です。
⑤ 送迎サービス【ラク】
料金:乗客3名+スーツケース2個で11,000円台から
所要時間:40分〜1時間
多少お金はかかるものの、ラクで快適な送迎サービスを事前予約しておくのもひとつの手。
荷物も積めますし、タクシーよりもていねいな接客でマンハッタンまで優雅に移動できます。
⑥ シャトルバス
料金:29〜45ドル程度(行き先や業者により異なる)
所要時間:1時間〜2時間(他の乗客の目的地によって変動)
乗り合いのシャトルバスも、JFK空港から走っています。
乗り換えが必要なくラクで、タクシーよりも安いのがメリット。
他の乗客を降ろしながら行くので場合によってやや時間がかかる場合あり。
ニューヨークでの交通手段
ニューヨークで便利な交通手段の使い方を紹介。
地下鉄(NYC Subway)の乗り方
ニューヨーク市内をコストを抑えつつ移動したいなら、便利なのが地下鉄(Subway)。
24時間運行しており、マンハッタンのほぼ全域をカバーしています。
ニューヨーク地下鉄では長らくメトロカードが主流でしたが、2025年で販売終了、2026年いっぱいで利用停止になるとのこと。
※初回のみメトロカード発行手数料1ドルがかかりますが、2回目以降は不要

ニューヨークのメトロカード
2025年までは改札手前の券売機で「OMNY」対応のメトロカードを購入する方法でも乗れますが、それ以降はクレジットカードやデビットカード、Apple Payなどによる非接触決済(タップ)で乗車することになります。
7日間乗り放題パス(34ドル)や30日間乗り放題パス(132ドル)もあるので、ニューヨーク滞在中に地下鉄を頻繁に利用する予定があれば、これらのパスを購入するとお得。
ニューヨークの地下鉄路線は複雑ではあるものの、Googleマップで路線検索が可能。
日本にいるときとと同じように、出発地と目的地を入力するだけで最適な路線と乗り換えを教えてくれます。
Uber・Lyftも活用すると便利
地下鉄路線から離れた場所や荷物が多い時、夜遅い時間帯には「Uber」や「Lyft」などの配車アプリが便利です。
アプリをダウンロードしたら、クレジットカードなど必要な情報を登録すれば準備完了。
あとは、使いたいときにアプリで目的地と乗車場所を指定し、呼び出すだけです。
配車が決まったら車とナンバープレートが表示されるので、間違いないことを確認して乗り込みましょう。

Uberの車内
目的地は事前にアプリで入力してありますし、料金は自動でクレジットカード決済されるので現金をやりとりする必要もなし。チップもアプリ上であとから追加可能。
”必要なこと”がすべてアプリ上で完結しているので、通常のタクシーと違って気楽に使えます。
Uberを利用する場合、初回乗車前にコードを入力すると1回の乗車が60%オフ(最大1,500円分)になるコードがあります。
今回が初利用の方は、こちらも活用ください。
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ニューヨークでの通信手段(eSIMがおすすめ)
ひとむかし前までは、ニューヨークでの通信手段は現地でSIMカードを買うか、Wi-Fiルーターをレンタルするか、携帯電話会社の高額なローミングプランを使う3択くらいしかありませんでした。

私がNYでSIMカードを買った店
ですが2025年現在は、それよりもはるかに便利で安い「eSIM(イーシム)」を利用するのが断然おすすめ。
- 日本で事前にダウンロード→設定しておける
- 空港到着後、かんたんな設定をするだけですぐに使える
- 物理的なSIMカードの入れ替え不要でラク
- 現地でSIMカードを買うよりもはるかに安い
- プリペイド式なので、料金が明確(あとから高額な請求がくる心配がない)
- 携帯ショップ等で英語でのやり取りする必要もなし
現時点で私がおすすめするニューヨーク用eSIMは、World eSIM(ワールド イーシム)。
日本の上場企業が運営しており、もちろん日本語サポートも充実。
同容量・同期間のほとんどの他社プランと比較しても安めの価格設定で、コスパ良好。初心者からベテランまでおすすめしやすいサービスです。

ニューヨーク向けの料金プランでは、容量上限のあるプランだと1GB/7日で667円、3GB/10日で1,554円、5GB/15日で2,072円など。
※不足したらデータ追加購入も可
無制限プランなら、3日間2,480円、5日間で2,780円、7日で3,980円など。
【World eSIMのニューヨーク通信プラン(容量上限あり)】
| 日数 | データ容量 | 料金 |
|---|---|---|
| 1日 | 500MB | 445円 |
| 7日 | 1GB | 667円 |
| 10日 | 3GB | 1,554円 |
| 15日 | 5GB | 2,072円 |
| 15日 | 10GB | 3,550円 |
| 30日 | 20GB | 6,142円 |
| 30日 | 30GB | 8,510円 |
| 30日 | 50GB | 13,024円 |
※ 2025年11月現在
【World eSIMのニューヨーク通信プラン(無制限)】
| 日数 | 料金 | データ容量 |
|---|---|---|
| 1日 | 980円 | 無制限 |
| 3日 | 2,480円 | |
| 5日 | 2,780円 | |
| 7日 | 3,980円 | |
| 10日 | 4,980円 | |
| 15日 | 6,880円 |
※2025年11月現在
500MBの1日プランから無制限の15日プランまで幅広く用意されており、短期観光から長期滞在まで柔軟に対応できます。
eSIMの設定は、届いたメールの案内にしたがってQRコードをスキャンするだけ。5分もあれば完了するはず。

アメリカでのWorld eSIM使い方
データ残量の確認や追加チャージも、World eSIMアプリ内で簡単にできます。
「とりあえず安心できるeSIMを選びたい」という方には間違いなくおすすめ。私も次ニューヨークに行くときはこのWorld eSIMを選びますね。
絶対に外せない!ニューヨーク定番観光スポット
周遊チケットでお得に観光
ニューヨークには有名な観光スポットが数多くあり、それぞれの入場料を個別に払うとかなりの金額になってしまう。
そこで活用したいのが「周遊チケット」。
各施設で入場料を払うよりもお得に回れるだけでなく、チケットによっては優先入場ができるので時間の節約にもなります。
ニューヨークのおもな周遊チケットは、以下の3つ。
① CityPASS(シティパス)
ニューヨークの5つの観光スポットに入場できるのが「CityPASS(シティパス)」。
価格は約24,000円。

デフォルトで含まれる2か所に加えて、5つの中から選べる3か所の合計5スポットを回れます。
最安の組み合わせだとほぼ同料金で、そうでない場合にはどんどんお得に。
それに加えて、優先入場できるので長い行列に並ぶ必要がないのが大きなメリット。
【デフォルトで含まれる施設】
・エンパイア・ステート・ビルディング展望台(入場料48ドル)
・アメリカ自然史博物館(25ドル)
【選べる3施設】
・トップ・オブ・ザ・ロック展望台(42〜71ドル)
・ナショナル・セプテンバー11メモリアル&ミュージアム(9/11メモリアルとミュージアム)(24〜36ドル)
・自由の女神像とエリス島へのフェリー移動(25.5ドル)
・サークルライン観光クルーズ(27〜40ドル)
・イントレピッド海上航空宇宙博物館(38ドル)
引き換え期間は予約確定後1年以内、有効期限は利用開始日から9日間。
10日以上かけて回る人はあまりいないでしょうから十分でしょう。
② New York Explorer Pass(エクスプローラーパス)
全90か所のうちから2〜10か所の観光スポットを選んで訪問できるフレキシブルなパスが「New York Explorer Pass(エクスプローラーパス)」。自分の興味に合わせてカスタマイズできるのが魅力です。
料金は2か所で13,717円(約90ドル)〜10か所で46,854円(約312ドル)(※2025年11月現在)。
シティパスと違い、優先入場はできないとのこと。
90か所を全部記載するのは多すぎるので、入場可能なスポットについてはこちらをご確認ください。
入場料が80ドル以上するような施設・ツアーもあるようなので、組み合わせによってはかなりお得になりそう。
③ The New York Pass(ニューヨークパス)
1日〜10日間の間、100以上のスポットに入り放題となる究極の周遊チケットが「The New York Pass(ニューヨークパス)」。
その日のうちであれば、時間の許す限り何か所でも回れるのが大きな特徴。優先入場もできます。
1日券が約26,000円、10日券が約65,000円(※2025年11月現在)なので、日数が長ければ長いほどお得。
がっつり予定を詰め込んでたくさんのスポットを回りたいアクティブな旅行者には非常におすすめです。
メトロポリタン美術館(The Met)
世界三大美術館の一つに数えられるメトロポリタン美術館は、ニューヨーク観光の最重要スポットのひとつ。

メトロポリタン美術館のエントランス
200万点以上の収蔵品を誇り、古代エジプト、ギリシャ・ローマ、中世ヨーロッパ、アジア、アフリカ、オセアニア、アメリカと、あらゆる地域・時代の美術品が展示されています。

美術館内に展示されているデンドゥール神殿
1つ1つちゃんと見ていたら1日では到底回りきれないので、重点的に鑑賞したいエリアを事前に絞っておくのがおすすめ。
特に人気の高いエリアは、エジプト美術、ヨーロッパ絵画、武器甲冑コレクションです。
MoMA(ニューヨーク近代美術館)
現代アートの殿堂として世界的に有名なMoMA(ニューヨーク近代美術館)。

MoMAのエントランス
ゴッホの「星月夜」、ピカソの「アヴィニョンの娘たち」、モネの「睡蓮」など、あまり美術にくわしくない人でも教科書で見たことのある名作が多数展示されています。
メトロポリタン美術館が古典美術中心なのに対し、MoMAは19世紀後半から現代までのモダンアートが中心。
工業デザイン製品やゲームなども展示されており、芸術に詳しくなくても楽しめます。
私が訪れたときは「ストリートファイターⅡ」の展示がありましたが、今もあるかなあ。

MoMAにあったストⅡの展示
アメリカ自然史博物館
映画「ナイトミュージアム」の舞台となったことでも有名な、アメリカ自然史博物館。

恐竜の化石、鉱物、動物の剥製、宇宙に関する展示など、自然科学の あらゆる分野を網羅しています。
特に見どころは、全長約28メートルのティラノサウルスの骨格標本。その迫力は圧巻です。

子供から大人まで楽しめる、ニューヨークを代表する博物館。
自由の女神(Statue of Liberty)
アメリカのシンボルとして世界中に知られる自由の女神。
実物を目の前にすると、その堂々たる姿に感動します。写真やテレビ、映画等でしか見たことのないものが目の前にあるのは不思議な感覚。

リバティ島に降り立つと正面に自由の女神が
自由の女神を見に行くには、マンハッタン南端のバッテリーパークからフェリーに乗船しリバティ島へ渡ります。

バッテリーパークからリバティ島に渡るフェリー
事前にチケットを予約しておくとスムーズ。
フェリーからはマンハッタンのスカイラインも一望でき、絶好の撮影スポットでもあります。
トップ・オブ・ザ・ロック(Top of the Rock)
ロックフェラーセンターの展望台「トップ・オブ・ザ・ロック」からは、ニューヨークの摩天楼を360度見渡すことができます。

トップ・オブ・ザ・ロックからみたNYの夜景
エンパイアステートビルの展望台も有名ですが、トップ・オブ・ザ・ロックの方が混雑が少なく、エンパイアステートビルを含む景色を楽しめて良い。
夕方に訪れて、夕焼けから夜景への移り変わりを楽しむのがおすすめのプランです。
ブロードウェイでミュージカル鑑賞
ニューヨークに来たら、本場のブロードウェイミュージカルは必見。
「ライオンキング」「ウィキッド」「アラジン」「ハミルトン」など、世界最高峰のパフォーマンスが毎晩上演されています。
私は「ライオンキング」を観に行きました。

ブロードウェイのミンスコフ劇場
チケットの購入方法は、おもに以下の3つ。
日本語で買える③がおすすめです。
- 公式サイトで事前予約(確実だが定価)
- TKTS(当日割引チケット販売所)でディスカウントチケット購入
- KKdayなどの旅行予約サイトで日本語で事前購入
英語上級者でないと物語のセリフや歌を聞き取るのは難しいですが、音楽と演出の迫力で十分楽しめます。
一生の思い出になる体験になるはず。
ニューヨークの穴場スポット
チェルシーマーケット
ここまで挙げてきた「誰でも知ってる有名スポット」に比べると穴場で、しかも楽しいのがチェルシーマーケット。
元ビスケット工場を改装した屋内市場で、食材、雑貨、ファッション、本など何でもそろう。

チェルシーマーケットの入口
ロブスターのスープ、タコス、カップケーキなど、様々な名物グルメがテイクアウトで少しずつ楽しめます。

ロブスタープレイスに並ぶ新鮮な魚
お土産探しにも最適で、地元の雰囲気を味わえるスポット。
日本にはない特徴的なApple Store
ニューヨークには、世界でも珍しいデザインのApple Store(アップルストア)が2店舗あります。
そのうちの1つが、グランドセントラル店。
歴史的な駅の内部に一体化した店舗で、立派な駅建物の中二階のような場所にそのまま店を構えており、建築との融合が見事でかっこいい。

もう1つは、ニューヨーク5番街店。
スティーブ・ジョブズがこだわり抜いたデザインのガラスキューブが目印の地下にある店舗で、Apple好きなら必見のスポットです。

5番街アップルストア
ニューヨークグルメを堪能しよう
本場の熟成肉ステーキ「ピーター・ルーガー」
ニューヨークで最も有名な熟成肉ステーキハウス、Peter Luger Steak House(ピーター・ルーガー)。
1887年創業の老舗で、世界一のステーキとも評される名店です。

NYブルックリンにあるピーター・ルーガー
脂身の多い日本の高級肉と違い、じっくりと熟成させた肉はしっかりと噛み応えがあり旨味が凝縮。外はカリッと、中はジューシー。
ベテラン店員のサーブも粋で、アメリカの伝統的なステーキハウスの雰囲気を存分に味わえます。

ピーター・ルーガーの店内
アメリカの店としては珍しく、基本的にクレジットカードが使えず現金のみの支払いとなることに注意。
チップも含めて十分な現金を用意しておきましょう。
Shake Shack(シェイク・シャック)
ニューヨーク発祥の人気ハンバーガーチェーン「Shake Shack(シェイク・シャック)」。日本にも進出しており、1号店には長蛇の列ができたことで話題になりました。

シェイク・シャック バッテリーパークシティ店
本場ニューヨークでは、1号店であるマディソン・スクエア・パーク店をはじめ市内に複数の店舗があります。
新鮮な素材を使ったジューシーなパティ、特製ソース、フレッシュな野菜の組み合わせが絶品。
ニューヨーク一風堂
『あえてニューヨークで一風堂に行く』というのも、ネタとして面白いかもしれません。
一風堂はニューヨークでも大人気で、現地の人々が行列を作るほどの人気ぶり。

ニューヨークの一風堂ウエストサイド店
味は日本よりややマイルドですが、間違いなく一風堂のラーメン。
ニューヨーク限定メニュー「平田バンズ(現PORK BUN、要するに角煮まん)」もおすすめ。
ただしラーメンだけで20ドル(約3,000円)するなど日本とは段違いに高価なのでその点は覚悟の上で。。。
タイムズスクエアで年越しカウントダウン
世界中から100万人以上が集まるタイムズスクエアの年越しカウントダウンイベント。
Ball Drop(ボールドロップ、年越し)の瞬間は、言葉では表せない感動がありました。流れていたフランク・シナトラの「ニューヨーク・ニューヨーク」が今でも忘れられない。

タイムズスクエア カウントダウンの様子
もしタイムズスクエアで年越しをするつもりなら、以下の点にご注意ください(※2014年の体験談)。
- 入場は午前中から:良い場所を確保するには、午前10時〜正午頃には現地に到着しておきたい
- トイレに行けない:一度入場エリアに入ると、カウントダウンまで8時間以上トイレに行けない
- 極寒対策必須:12月末のニューヨークは氷点下になることも。防寒着、使い捨てカイロ、厚手の靴下は必須
- 大きな荷物持ち込み不可:バックパックなど大きな荷物は持ち込めない。小さなショルダーバッグ程度に
- 飲食の持ち込み制限:水分補給用の飲み物は必須ですが、ペットボトルのみ許可される
まとめ:ニューヨーク旅行を最高の思い出に
ニューヨークは、世界中の文化が交差する刺激的な世界都市。
この記事に記載した情報を参考にしつつ、あなただけのニューヨーク旅行プランを組み立ててみてください。
事前準備をしっかりしておけば、初めてのニューヨークでも安心して楽しめるはず。
世界最高峰の美術館、本場のミュージカル、絶品グルメ、摩天楼の夜景。すべてがあなたを待っています。
素晴らしいニューヨーク旅行になりますように!















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