シンガポール旅行で「ここだけは行っておいてほしい」と思える場所のひとつが、世界初の夜間動物園「ナイトサファリ」。
暗い熱帯の森をトラムで駆け抜けながら、夜行性動物たちの活き活きした姿を間近で観察できる。日本ではまずできない体験が待っています。
日本の動物園といえば檻越しに眺めるイメージが強いかもしれませんが、ナイトサファリでは極力仕切りをなくし、動物たちのリアルな生態を見せる工夫がされているのが特徴。

ナイトサファリのバッファロー
トラムやウォーキングトレイルでの動物観察に加え、迫力あるナイトショーも見どころ。
私は友人同士で行きましたが、家族でもカップルでも誰と行っても楽しめるはず。
私が実際に訪れたときの体験をもとに、チケット情報やアクセス、効率的な回り方まで詳しくお伝えしていきます!
ナイトサファリとは?シンガポールが世界に誇る夜の動物園
ナイトサファリは、1994年にシンガポール動物園に隣接する形でオープンした世界初の夜間専用動物園。
約35ヘクタールの広大な敷地に900匹以上の夜行性動物が暮らしており、シンガポール政府観光局の「優れたアトラクション体験」を13回も受賞している実力派スポットでもあります。

ナイトサファリの入口
昼間のシンガポール動物園とは完全に分かれた施設で、営業は夕方以降のみ。
赤道直下のシンガポールでは日中の暑さがなかなか厳しいので、日が暮れて涼しくなった時間帯にゆっくり楽しめるのもうれしいポイント。

ナイトサファリのチケット売り場
「シンガポールでどこか面白いところないかな?」とさがしていて見つけたのが、このナイトサファリ。
日本の動物園ではまずできない、まるで熱帯の森に迷い込んだような体験ができて面白かった……!
ナイトサファリのチケット料金と事前購入のすすめ
ナイトサファリのチケット料金は、大人S$58、子ども(3〜12歳)S$41で、いずれもトラム乗車込みの価格(2025年時点)。
日本語音声ガイド付きのトラム(マルチランゲージトラム)を利用したい場合は、別途S$10が必要。

ナイトサファリには日本語でガイドしてくれるトラムもある
チケットは基本的にオンラインでの事前購入が主流で、入場時にはスマホでQRコードを見せる形式。
KKdayやKlook、楽天トラベル観光体験といったチケット予約サイトを使えば、日本語で手軽に購入できるので英語に不安がある方でも安心です。
なお、入場時間は枠が決まっているため、早めに購入しておくのがおすすめ。
特にゴールデンウィークや夏休み、年末年始のピークシーズンは売り切れることもあるようなので、旅行日程が決まったら早めにチケットを確保しておくとよいでしょう。
ちなみに、日本語ガイド付きのトラムは先着順で時間が指定される仕組み。こちらもすぐに満席になるため、園に着いたらまず予約カウンターに向かうのが得策です。
ナイトサファリの行き方。タクシーが手軽でおすすめ
ナイトサファリの場所は、シンガポール中心部からやや離れたマンダイ地区。
アクセス方法はいくつかありますが、最も手軽なのはタクシー(Grabなどの配車アプリ)を使う方法です。

シンガポールのタクシー
市内中心部からおよそ30分程度で到着。料金もシンガポールのタクシーは日本に比べてかなり安いので気軽に利用可能。
公共交通機関を使いたい場合は、MRTカティブ(Khatib)駅からマンダイ・ワイルドライフ・リザーブ行きのシャトルバス(マンダイシャトル)が出ているようです。
大人・子どもともにS$3で、15〜20分間隔で運行。帰りのバスは無料で利用できます。
帰りが遅くなる場合はバスの運行が終わっている可能性もあるので、Grabなどの配車アプリを入れておくと安心。
トラムライドで暗闇の森を疾走!約40分の迫力体験
ナイトサファリに着いたら、まず体験してほしいのがトラムライド。

ナイトサファリのトラムライド
園内を約40分かけてぐるりと巡るこのトラムは、ナイトサファリの目玉アトラクション。
真っ暗な熱帯の森の中を走りながら、ガイドの解説とともに動物たちの夜の生態を間近で観察できます。

夜の森を走るトラム
トラムでしか入れないエリアもあるので、時間がなくても1度は乗っておきたいところ。
英語ガイドのトラムは入場料に含まれており、追加料金なしで何度でも乗車可能です。
私が乗ったときは、ゾウがお尻しか見せてくれなかったり、動物たちが自由すぎてなかなかベストポジションで見られなかったり……ということも。

ナイトサファリのゾウはお尻しか見せてくれなかった
こればかりは運次第なので、そのライブ感も含めて楽しむのがナイトサファリの醍醐味ですね。
なお、園内はかなり暗いため写真撮影は難易度が高め。
ブレずに撮るのはなかなか難しいので、撮影にこだわるなら夜間に強いカメラを持参するか、写真は控えめにして目に焼き付けるつもりで全力で楽しむのもありかもしれません。
必見のナイトショーとファイヤーパフォーマンス
トラムと並んで外せないのが、ナイトサファリで開催されるショーです。
クリーチャーズ・オブ・ザ・ナイト・ショー
夜行性の動物たちが登場する「クリーチャーズ・オブ・ザ・ナイト・ショー(Creatures of the Night Show)」は、MCの軽快なトークに乗せて動物たちの生態を見せてくれるエンターテインメント。

ショーが行われるステージ
ゴミをきちんと分別する小動物が登場したり、客席とのインタラクションがあったりと、英語がざっくりとしかわからなくても見ているだけで十分楽しめました。

客席から1人登壇してニシキヘビをかつぐ様子

ゴミを分別するかわいいビーバー
ファイヤー(LED)パフォーマンス
エントランス付近では、火吹きや炎を使った迫力あるファイヤーパフォーマンスも開催。筋骨隆々のパフォーマーたちが繰り広げる炎の演舞は見応え十分。

ファイヤーパフォーマンス
なお、2025年4月以降はファイヤーパフォーマンスが新しいLEDライトパフォーマンスに変更されているとのことなので、現在はまた違った演出が楽しめるようです。
ショーは時間が決まっているため、トラムの時間とうまく組み合わせてスケジュールを立てておくのがおすすめ。
公式サイトやアプリで最新の開催時間を確認しておきましょう。
ウォーキングトレイルで動物を間近に観察
トラムだけでなく、自分の足で園内を歩いて回るウォーキングトレイルもナイトサファリの大きな魅力。
園内には4つのウォーキングトレイルが設けられており、1コースあたりの所要時間は約20分ほど。

ナイトサファリのウォーキングトレイル
小さくてかわいい動物から、ライオンやトラといった大型の動物まで、さまざまな生き物の夜の生態を観察できます。


危険な場所に入り込むような構造にはなっていないので、安全面は心配なし。
ですが、暗い中でライオンの吠え声が響いてくると思わずゾクッとしてしまいました。
園内はかなり広く、暗い中を歩くことになるのでマップを確認しながら進むべし。

ナイトサファリには日本語マップも
日本語版の園内マップも用意されているので、入場時にもらっておくと安心です。
全部をじっくり見て回ると2〜3時間はかかるので、時間に余裕を持って訪れるのがよいでしょう。
ナイトサファリはこんな人におすすめ
実際に訪れてみた経験から、個人的には以下のような人にナイトサファリをおすすめしたい。
- シンガポールならではの体験をしたい人
- 日本の動物園ではなかなか味わえない、臨場感あふれる夜の動物観察を楽しみたい人
- カップルやファミリー、友人同士の旅行で夜のアクティビティを探している人
- 暑い日中を避けて、涼しい時間帯に観光したい人
園内は暗いので「思ったより動物が見えなかった」と感じる人もいるかもしれません。
あくまで動物の夜の生態を観察するのが主旨なので、「暗いのも演出のうち」と思って楽しめる人なら非常におすすめできるテーマパークです。
トラムに乗ると案内もあって動物が見やすいので、まずトラムで一周回ってから歩くルートを決めるのがおすすめ。
ナイトサファリの基本情報
スポット名
ナイトサファリ(Night Safari)
住所
80 Mandai Lake Road, Singapore 729826
営業時間
18:30〜24:00(最終入場 23:15)
※トラム乗車・ウォーキングトレイルは19:15から
※レストラン・ギフトショップは18:30から営業
入場料金(2025年時点)
大人:S$58(トラム乗車込み)
子ども(3〜12歳):S$41(トラム乗車込み)
日本語音声ガイドトラム:別途S$10
※料金は変更の可能性があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
アクセス
シンガポール中心部からタクシー(Grab等)で約30分
MRTカティブ(Khatib)駅からマンダイシャトルバスで約15分(大人S$3、帰りは無料)
所要時間の目安
2〜3時間(食事やショッピングを含めると3〜4時間)
公式サイト
https://www.mandai.com/ja/homepage/night-safari.html
※日本語
まとめ:シンガポール旅行の夜はナイトサファリで決まり
ナイトサファリは、暗闇のトラムライド、迫力のナイトショー、そして自分の足で歩く動物観察と、1か所でいくつもの楽しみ方ができるシンガポール屈指の観光スポット。
写真では暗さの関係でなかなか伝わりにくいですが、現地で体感する臨場感やスリルは格別。
日本の動物園ではなかなかできない体験で、想像以上に楽しめました。
シンガポール旅行の夜の予定に入れる有力候補として、ナイトサファリはおすすめ度の高いスポットのひとつです!

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