台湾旅行でスマホを快適に使いたいなら、いま一番おすすめなのは「eSIM(イーシム)」。
SIMカードの差し替えが不要で、日本にいるうちに購入・ダウンロードしておけば現地到着後すぐにネットが使えます。
でも「どのeSIMを選べばいいの?」と迷っている方も多いはず。
そこで今回は、台湾旅行で実際に使えるおすすめのeSIMを6つ厳選して紹介。
それぞれの特徴やメリット、料金プランまで詳しく解説するので、あなたにピッタリのeSIMがきっと見つかるはずです!
「World eSIM」- 東証プライム上場企業の安心感とコスパ
まず最初に紹介するのは、20年以上の実績を誇る東証プライム上場企業が運営する「World eSIM(ワールド イーシム)」です。
海外旅行ルーターレンタル「グローバルWiFi」で培ったノウハウを活かし、安定した通信品質と手厚いサポートで多くの旅行者から支持されています。
World eSIMの最大の魅力は、なんといってもその信頼性。
実績豊富な日本の大手企業が運営しており、もちろん日本語のサポートも万全。
初めてeSIMを使う方でも安心して利用できるのが大きなポイント。
料金面でも優秀で、台湾向けプランは3GB/7日間で1,330円、無制限3日で2,950円などリーズナブル。
※不足したらデータ追加購入も可
SNS中心の軽い使い方から動画視聴まで、用途に合わせて最適なプランを選べます。
日本語カスタマーサポートがあるため、現地でのトラブル時も安心。
【World eSIMの台湾通信プラン(容量上限あり)】
日数 | データ容量 | 料金 |
---|---|---|
10日 | 500MB | 260円 |
7日 | 3GB | 1,330円 |
15日 | 3GB | 1,550円 |
10日 | 5GB | 1,780円 |
15日 | 5GB | 2,500円 |
31日 | 5GB | 2,800円 |
15日 | 10GB | 2,980円 |
30日 | 20GB | 4,580円 |
31日 | 10GB | 4,980円 |
31日 | 30GB | 11,520円 |
※ 2025年10月現在
【World eSIMの台湾通信プラン(無制限)】
日数 | 料金 | データ容量 |
---|---|---|
1日 | 980円 | 無制限 |
3日 | 2,950円 | |
5日 | 4,650円 | |
7日 | 5,950円 | |
10日 | 8,250円 | |
15日 | 11,650円 |
※2025年10月現在
500MBから無制限、1日から31日間使えるプランまで幅広く用意されており、短期観光から長期出張まで対応。
eSIMの設定は、届いたメールの案内にしたがってQRコードをスキャンするだけ。5分もあればできます。

台湾でのWorld eSIMの使い方
データ残量の確認や追加チャージも、World eSIMアプリ内で簡単にできます。
「とりあえず安心できるeSIMを選びたい」という方には間違いなくおすすめ。私もつぎ台湾に行くときはこのWorld eSIMを選びますね。
「Saily(セイリー)」- 仮想ロケーション機能や広告ブロックなど高機能なのに安い
続いて紹介するのは、世界的なセキュリティ企業NordVPNグループが運営する「Saily(セイリー)」。
セキュリティのプロが手がけるeSIMサービスとして、安全性と利便性を両立した注目のサービスです。
Sailyの特徴は、他のeSIMにはない独自機能の豊富さ。
「仮想ロケーション機能」を使えば、台湾にいながら別の場所(たとえば日本)の位置情報が利用できるため、地域制限のあるサービスも利用可能。
また、余計なデータ消費をふせぐ「広告ブロック機能」や、悪質なサイトをブロックする「ウェブ保護」も標準装備されているので、ウェブサイトの閲覧がより快適になります。
料金はドル建てで表記されており、現在のレートで計算してみるとだいたいWorld eSIMと同じくらい。
プランによってどちらが安いかは異なるので、見比べて選ぶのがよさそう。
設定も簡単で、QRコードを読み込むだけで即座に利用開始できます。
【Sailyの台湾通信プラン】
日数 | データ容量 | 料金 |
---|---|---|
1日 | 1GB | 3.79ドル |
30日 | 3GB | 8.54ドル |
30日 | 5GB | 11.39ドル |
30日 | 10GB | 18.99ドル |
30日 | 20GB | 29.44ドル |
※ 2025年10月現在
Sailyでは、eSIM購入時にクーポンコード「USHIGYU」を入力すると10%オフになるキャンペーン中。
もしSailyを利用するなら、忘れずに入力してください!
USHIGYU
「trifa」- アプリの使いやすさで人気
アプリの使いやすさで多くのユーザーから高評価を得ている、日本発のeSIMサービス「trifa(トリファ)」。
「eSIMとか言われてもよくわからん、難しそう」「とにかく簡単で迷わないものを選びたい」という方におすすめ。
そのわかりやすさで、App StoreやGoogle Playでも口コミ高評価を獲得しているようです。
アプリをダウンロードして「行き先を選ぶ→プランを購入→QRコードを読み込む」のたった3ステップで設定完了。
滞在日数や用途を入力するだけで最適なプランを自動提案してくれるなど、eSIM初心者でも迷うことなく適切なプランをが選べます。

台湾でのWorld eSIMの使い方
24時間365日対応の日本語チャットサポートがあるので、深夜や早朝のトラブルでも安心。
台湾向けのトリファeSIMは、1GBから無制限まで多く選択肢から旅行計画にあわせて選択可能。
料金はWorld eSIMやSailyよりやや高めの印象ですが、価格差以上の使いやすさや安心感を感じるならトリファを選ぶといいでしょう。
データ残量が心配になったら、アプリから簡単に追加チャージも可能です。
【トリファの台湾通信プラン(数が多いため、無制限プランの一部のみ掲載)】
日数 | 料金 | データ容量 |
---|---|---|
1日 | 990円 | 無制限 |
2日 | 1,980円 | |
3日 | 2,970円 | |
4日 | 3,420円 | |
5日 | 4,280円 | |
6日 | 5,130円 | |
7日 | 5,990円 | |
10日 | 7,990円 | |
15日 | 11,990円 | |
20日 | 12,930円 | |
30日 | 14,810円 |
※2025年10月現在の料金
「Amazon」- いつものショッピングと同じようにeSIMを買う
Amazonをよく利用しているユーザーなら、いつものネットショッピングと同じように台湾旅行用のeSIMを買うのも選択肢のひとつ。
専用のeSIMサイトやアプリをダウンロードすることなく、使い慣れたAmazonでかんたんにeSIMが買えるのは意外と知らない人も多いかも知れません。
データ容量・期間ともに千差万別の台湾用eSIMが販売されていますが、多くの場合は購入後はメールでQRコードが届くタイプ。
設定方法も日本語で説明されているものがほとんどなので、初心者でもおそらく問題ないでしょう。
Amazonで販売されている台湾向けのeSIMプランは、たとえば3日間無制限で1,300円、4日間1,580円など。
パッと見では違いがわかりにくいので、口コミ評価などもしっかりチェックして選ぶのが重要。
利用前に開通予約が必要な場合があるので、メールで届く開通方法の説明をよく読んでおきましょう。
※検索結果に「SIMカード」版が混じる場合があるので、eSIMかSIMカードかよくご確認ください
「ahamo(アハモ)」- 15日間まで追加料金なしで使える
ドコモのネット専用プラン「ahamo(アハモ)」のユーザーは、実はそのまま台湾でもスマホが使えるんです。
面倒な設定や追加契約は一切不要で、まさに「日本と同じように」海外でも利用できる優れもの。
ahamoはデータが30GB使えて月額2,970円ですが、台湾も含む海外91カ国・地域でのデータ通信もその範囲内で利用可能。

ahamo「海外データ通信」ページより引用
設定は、現地(台湾)に着いたらスマホの設定で「データローミング」をオンにするだけ。
最大15日間利用可能ですが、15日を超えると通信速度が128kbpsに制限されます。追加チャージなどはできず、一度日本に帰るとリセットされまた15日利用が復活する仕組み。
15日もあればたいていの旅行・出張はカバーできるはずですが、長期滞在や頻繁な海外旅行を予定している方は注意が必要。
とはいえ、日本でも海外でも同じプランを同じように使えるのは旅行好きや出張の多い人にとってはかなり魅力的ですね。
「楽天モバイル」- 台湾でも追加料金無料で2GB使える
最後に紹介するのは、おそらく多くの方が知っているであろう楽天モバイル。
楽天モバイルには台湾を含む91の国と地域で使える海外ローミングサービスがあり、毎月2GBまで海外でのデータ通信が無料で利用できるんです。追加の申し込みも不要。

海外でも2GB無料で使える楽天モバイル
この2GBは毎月リセットされるので、たとえば「3月に台湾、4月に韓国」といった旅行でも、それぞれの月で2GBずつ使えます。
利用方法も簡単で、渡航前に「my楽天モバイル」アプリで海外ローミングをONにしておくだけ。
現地ではスマホの設定でデータローミングを有効にすれば、台湾の現地キャリアに自動接続されます。
日本の電話番号もそのまま使えるので、SMS認証や緊急時の連絡も安心。
Googleマップでの道案内、グルメ検索、SNS投稿、翻訳アプリの利用くらいであれば、無料で使える2GBでだいたい収まることが多い。
動画など容量の大きい通信をしたいときは、ホテルやカフェのWiFiと併用すれば余裕を持って利用できるはず。
もしデータ使用量が2GBを超えてしまった場合は、最大128kbpsの低速モードになります。
1GBあたり500円でデータチャージもできるので、いざとなったら500円ずつ課金すれば問題なく高速通信が使える。
もともとの楽天モバイルユーザーはもちろん、海外旅行・出張にも使えるサブ回線としても申し込む価値がありそうです。
台湾旅行用のeSIMおすすめ6選 まとめ
多くの選択肢がある、台湾旅行用のeSIM。
予算、日数、データ容量など何を重視するかによって、どれを選ぶかが変わってきそうです。

台湾・九份にて
国内でソフトバンク・ahamo・楽天モバイルを利用しているユーザーなら、そのまま台湾に持っていって使えるのでわざわざ買わなくても乗り切れそう。
台湾旅行用のeSIMを買うなら、コスパ・安心感重視のWorld eSIMやSaily、アプリのわかりやすさならトリファ、いつもの買い物感覚でeSIMが手に入るAmazonの中から選ぶことになりそう。
SIMカードを入れ替えていた時代から考えると、購入・ダウンロードしてちょこっと設定するだけで使えるeSIM。
台湾旅行を最大限に楽しむためにも、きっちり選んで確保しておきましょう!
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