世界的な観光スポットでありアメリカの象徴、「自由の女神像」。
映画やテレビなど数多くの作品や番組でも取り上げられる超有名観光スポットでもあります。
ニューヨーク・マンハッタンから船でリバティ島に渡り、堂々と立つその姿を間近で見たときの迫力は格別。
実際に行って見てきたので、この特別な体験と行き方をレポートします!
バッテリーパークからフェリーでリバティ島へ出発
自由の女神が立つリバティ島へ向かうには、マンハッタン南端のバッテリーパークからフェリーに乗る必要があります。

バッテリーパークからリバティ島に渡るフェリー
地下鉄でのアクセスは、South Ferry駅(1番線)、Bowling Green駅(4・5番線)、またはWhitehall St.駅(R・W線)が便利。
現地でのチケット購入も可能ですが、混雑時は長時間待たされる可能性あり。特に年末年始などの繁忙期には事前予約が必須です。

リバティ島フェリーのチケット売り場
KKDayのような旅行予約サイトを利用すれば、日本語での予約も可能。移民博物館入場券や音声ガイドも付いてくるプランもあります。
私の場合は、ニューヨークの有名観光スポットを回れる「シティパス(CityPASS)」を利用。NY観光にとても便利でコスパも良くおすすめ。

ニューヨークのシティパス
フェリーが出るバッテリーパーク内には歴史ある建物が点在し、遠くに自由の女神の姿を望むことができます。時間のある人は歩いて回ってみてもいいかも。

バッテリーパーク
フェリー乗り場では空港並みのセキュリティチェックが実施されるので、疑われそうなものは持っていかないようにしましょう。

フェリー乗船前のセキュリティチェック
リバティ島で自由の女神と対面
約15分間の船旅を経て、いよいよリバティ島へ。
私が行ったのは1月だったので、風がめちゃくちゃ冷たかった。。。

フェリーから見えてきた自由の女神
島に降り立つと、テレビや写真では伝わらない自由の女神の存在感に圧倒されます。
高さ93メートル(台座を含む)の巨大な像が、ニューヨーク湾を見渡すように立っている光景は、まさに「アメリカの象徴」と呼ぶにふさわしい。

リバティ島に降り立つと正面に自由の女神が
島内には女神の周りを一周できる遊歩道が整備されており、様々な角度から写真撮影が楽しめます。

いろいろな角度から自由の女神が撮れる
自由の女神像の右手には純金で作られた炎を掲げる松明、左手にはアメリカ独立記念日とフランス革命の日付が刻まれた銘板を持っています。

自由の女神
「自由と解放」の象徴として、足元には引きちぎられた鎖と足かせもあるらしい(当時の私は知らなかったので注目してませんでした…)。
王冠の7つの突起は、7つの大陸と7つの海に自由が広がることを意味しているとのこと。
台座と王冠への特別入場チケットも
台座入場チケット(ペデスタル・リザーブ)
私が参加したのは周囲を見て回るだけの一般的なツアーでしたが、より特別な体験を求める方には台座部分に入場できるチケットがおすすめ。
台座までは一部エレベーターの利用も可能で、内部から女神の構造を間近で観察できます。

自由の女神台座部分で観光する人たち
ただしこのチケットは人気が高いので、特に繁忙期は1ヶ月前には完売してしまうことも。早めの予約が必須。
王冠入場チケット(クラウン・リザーブ)
最もレアで人気の高いのが、自由の女神の王冠部分まで登れるチケット。
台座から王冠まで162段の狭く急勾配な螺旋階段を登る体力が必要ですが、これ以上ない思い出に残る体験ができるはず。
一度に入場できるのは10名まで、1時間に約6組という制限があります。
王冠チケットは常時3〜6ヶ月先まで完売状態が続いており、身長107cm以上で階段を自力で昇れることが条件。
チケット購入者は当日、有効な身分証明書とクレジットカードを持参してウィルコール窓口でチケットを受け取る必要があるので用意しておきましょう。
エリス島・移民博物館も見逃せない
自由の女神のフェリーチケットには、リバティ島から近いエリス島への入場も含まれます。
1892年から約50年間、アメリカへの移民審査が行われていた歴史的な場所で、現在は国立移民博物館として運営されているとのこと。
復路のフェリーはリバティ島からエリス島を経由してバッテリーパークに戻るルートを取るため、時間に余裕があれば立ち寄ってみる価値あり。
リバティ島より充実したお土産ショップも見どころ。

ありがちな自由の女神のおみやげ
「自由の女神」チケット予約と訪問のコツ
入場チケットは事前予約が確実
自由の女神のフェリーチケットは、公式サイト「Statue City Cruises」から事前予約するのが最も確実。
一般入場チケットでも繁忙期は早めに売り切れるため、旅行計画が決まったら即座に予約しておくといいでしょう。
私もよく使っている旅行予約サイト「KKDay」なら、日本語でも予約できます。
私と同様に、自由の女神を巡るツアーを予約するのも簡単でおすすめ。
日本語で予約できるサイトも多数あるので、英語に自信がなくても安心です。
ニューヨーク観光パスの活用
複数の観光地を巡る予定がある場合は、自由の女神の一般入場券も含まれる「ニューヨークパス」「シティパス」「エクスプローラーパス」など周遊パスのコスパが良い。
自由の女神のあるリバティ島クルージングが含まれるNY観光パスを紹介しておきます。
価格に合わせて2〜10か所を回れる【エクスプローラーパス】
自由の女神を含む5か所回れる【シティパス】
100以上のNYスポットに当日入り放題の【ニューヨークパス】
ただし、台座や王冠に入場したい場合は別途予約が必要です。
自由の女神への行き方・アクセス
- マンハッタン南端のバッテリーパーク(Battery Park)からフェリーで約15分
- 地下鉄でのアクセス:
- South Ferry駅(1番線)から徒歩約5分
- Bowling Green駅(4・5番線)から徒歩約5分
- Whitehall St.駅(R・W線)から徒歩約5分
- フェリーは唯一の交通手段で、Statue City Cruises社のみが運航
- 事前予約がおすすめ(繁忙期は1ヶ月前から完売の場合あり)
自由の女神の基本情報
スポット名
自由の女神像(Statue of Liberty)/ リバティ島(Liberty Island)
電話番号
- 国立公園管理事務所:+1-212-363-3200
- フェリー予約・問い合わせ:+1-877-523-9849(877-LADY-TIX)
住所
1 Liberty Island, New York, NY 10004, USA
地図
営業時間・定休日
- 営業時間:毎日 9:30~17:00(季節により変動あり)
- フェリー運航時間:
- バッテリーパーク発:8:30~17:00(夏期)、9:00~15:30(冬期)
- リバティ島発:9:00または9:30~17:30
- 定休日:感謝祭(11月第4木曜日)、クリスマス(12月25日)
- 最終入場:15:30(台座は15:00まで)
公式Webサイト
- 国立公園サービス:https://www.nps.gov/stli/
- フェリー公式サイト:https://www.statuecruises.com/
- 自由の女神財団:https://www.statueofliberty.org/
自由の女神への行き方と写真レポート まとめ
自由の女神像は単なる観光地を超え、アメリカという国の理念を体現したシンボル。
リバティ島で実際に見上げる女神の姿は、写真や映像では決して伝わらない迫力と感動があります。
ニューヨークを訪れる際は、絶対に訪れておきたい観光スポットの1つ。
事前予約を忘れずに、アメリカの自由と希望の象徴との特別な対面を楽しんでください!
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