ニューヨークJFK空港からマンハッタンへの行き方完全ガイド!料金・時間・おすすめ移動手段を徹底比較

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ロングアイランドレイルロード(LIRR) ニューヨーク
ロングアイランドレイルロード(LIRR)

アメリカ・ニューヨークへの旅が決まったら、気になることの1つが空港からホテルまでの移動方法

ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港(JFK空港)は世界最大級のハブ空港であり、マンハッタンまでの移動手段も多岐にわたります。


電車、タクシー、Uber、シャトルバス、送迎サービスなど、それぞれにメリット・デメリットがあり、予算や荷物の量、人数によって最適な選択肢は変わってきます。

この記事では、空港からニューヨーク中心部(マンハッタン)に向かう交通手段の料金、所要時間、乗り方を詳しく解説

旅行スタイルに合った移動方法を見つける手助けになれば嬉しいです!

Contents
  1. ニューヨーク・JFK空港からマンハッタンへの移動手段には6つの選択肢
  2. ① エアトレイン+LIRR【最速&コスパ良し】
  3. ② エアトレイン+地下鉄【やや時間かかるが最安】
  4. ③ タクシー(イエローキャブ)【ドア・トゥー・ドアで楽】
  5. ④ Uber・Lyft(アプリでかんたん配車)
  6. ⑤ プライベート送迎サービス【お金はかかるが楽で快適】
  7. ⑥ シャトルバス(マンハッタン直行で便利)
  8. JFK空港⇔マンハッタン移動手段の比較表
  9. 状況別おすすめ移動手段
  10. よくある質問(FAQ)
  11. まとめ:最適な移動手段を選んでニューヨークを楽しもう

ニューヨーク・JFK空港からマンハッタンへの移動手段には6つの選択肢

ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港から中心部のマンハッタンまでは、約26キロメートル。

交通状況にもよりますが、所要時間は40分から1時間半程度です。


主な移動手段は以下の6つ。

  1. エアトレイン+ロングアイランドレイルロード(LIRR)
  2. エアトレイン+地下鉄(NYC Subway)
  3. タクシー(イエローキャブ)
  4. 配車アプリ(Uber・Lyft)
  5. 送迎サービス(プライベート送迎)
  6. シャトルバス

それぞれの特徴、料金、所要時間を詳しく見ていきましょう。

① エアトレイン+LIRR【最速&コスパ良し】

最もバランスが取れていておすすめなのが、エアトレイン(AirTrain)とロングアイランドレイルロード(LIRR)を組み合わせた方法。

私も、ニューヨークを訪れたときはこの方法でマンハッタンに向かいました。

ロングアイランドレイルロード(LIRR)

ロングアイランドレイルロード(LIRR)


料金が手頃で所要時間も短く、エレベーターやエスカレーターも完備されているため、大きな荷物があっても比較的スムーズに移動しやすいのが特徴。

料金と所要時間

  • 料金:エアトレイン8.50ドル+LIRR 8.25〜11.25ドル=合計16.75〜19.75ドル(約2,500〜3,000円)
  • 所要時間:約35〜50分
  • 運行時間:24時間運行(ただし深夜は本数減)

エアトレインからLIRRに乗るまでの流れ

空港からエアトレインに乗車

到着ロビーを出たら、「AirTrain」の案内表示に従って進みます。JFK空港の各ターミナルにエアトレインの駅が直結しているので、迷うことはないはず。

AirTrain(エアトレイン)への案内

AirTrain(エアトレイン)への案内

プラットホームには「Jamaica(ジャマイカ)行き」と「Howard Beach(ハワードビーチ)行き」の2路線がありますが、LIRRに乗り継ぐ場合はジャマイカ行きに乗車してください。電光掲示板で行き先を必ず確認しましょう。

エアトレインの行き先表示

エアトレインの行き先表示

空港からエアトレインに乗る際は料金後払いシステムなので、そのまま乗車してOK。

ターミナル間の移動は無料ですが、ジャマイカ駅で降りる際に運賃を支払います。

ジャマイカ駅でLIRRに乗り換え

ジャマイカ(Jamaica)駅に到着したら、「Long Island Rail Road(LIRR)」の案内表示に従って進みます。

ジャマイカ駅の案内板

ジャマイカ駅の案内板

改札手前にある自動券売機でチケットを購入。

券売機は英語表示ですが、タッチパネル式で操作は比較的簡単。
目的地「Penn Station(ペンシルベニア駅)」を選択し、クレジットカードまたは現金でエアトレイン代8.50ドルとLIRR代をまとめて支払います。

エアトレインの支払い

エアトレインの支払い

チケットを受け取ったら、改札を通過してプラットフォームへ。

LIRRの入口

LIRRの入口

Penn Station行きのLIRRに乗車

電光掲示板でPenn Station行きのプラットフォーム番号と発車時刻を確認。

ペンシルベニア駅は「Penn Station」または略して「Penn Sta」と表示されます。

ロングアイランドレイルロード(LIRR)

ロングアイランドレイルロード(LIRR)

乗車後は終点まで乗っているだけでOK。車窓からは最初は郊外風景が続きますが、マンハッタンが近づくにつれて高層ビル群が見えてきます。この景色の変化も楽しみの一つ。

LIRRの車内

LIRRの車内

ペンシルベニア駅到着後は目的地やホテルへ

ペンシルベニア駅(Penn Station)は、ミッドタウンの34丁目と7番アベニューの交差点付近にあります。

ここから宿泊するホテルや観光スポットなどの目的地へは、地下鉄、タクシー、徒歩などで移動しましょう。

タイムズスクエアまでは徒歩約10数分、エンパイアステートビルまでは徒歩約7〜8分くらいの距離です。

② エアトレイン+地下鉄【やや時間かかるが最安】

とにかく費用を抑えたい方には、エアトレインと地下鉄(NYC Subway)を組み合わせる方法がおすすめ。

料金は最も安いですが、LIRRより時間がかかるのがデメリット。

階段が多く、大きな荷物を持っての移動もやや大変になります。

ニューヨークの地下鉄駅

ニューヨークの地下鉄駅

料金と所要時間

  • 料金:エアトレイン8.50ドル+地下鉄2.90ドル=合計11.40ドル(約1,700円)
  • 所要時間:約60〜80分(乗り換え時間含む)
  • 運行時間:24時間運行

ルート1:ジャマイカ駅経由(地下鉄E・J・Z線)

エアトレインでジャマイカ駅まで行き、地下鉄E線、J線、またはZ線に乗り換えます。

E線はミッドタウンを通るため、多くの観光エリアへアクセスしやすいルート。

ルート2:ハワードビーチ駅経由(地下鉄A線)

エアトレインでハワードビーチ駅まで行き、地下鉄A線に乗り換えます。

A線はロウアーマンハッタンやブルックリン方面へ行く際に便利。

乗り方のポイント

ニューヨーク地下鉄では長らくメトロカードが主流でしたが、2025年で販売終了、2026年いっぱいで利用停止になるとのこと。
※初回のみメトロカード発行手数料1ドルがかかりますが、2回目以降は不要

ニューヨークのメトロカード

ニューヨークのメトロカード

2025年までは改札手前の券売機で「OMNY」対応のメトロカードを購入する方法でも乗れますが、それ以降はクレジットカードやデビットカード、Apple Payなどによる非接触決済(タップ)で乗車することになります。


7日間乗り放題パス(34ドル)や30日間乗り放題パス(132ドル)もあるので、ニューヨーク滞在中に地下鉄を頻繁に利用する予定があれば、これらのパスを購入するとお得。

③ タクシー(イエローキャブ)【ドア・トゥー・ドアで楽】

ニューヨークのシンボルでもあるイエローキャブタクシー(Yellow Cab)は、ドア・ツー・ドアで移動できる便利な選択肢。

特に荷物が多い方、深夜到着の方、電車での移動に不安がある方におすすめです。


一方で料金は電車に比べてかなり高く、英語での運転手との会話も必要なので初心者にはハードルが高め。

料金と所要時間

  • 基本料金:マンハッタンまで一律70ドル(固定料金制)
  • 追加料金
    • 空港アクセス料金:1.75ドル
    • ラッシュアワー料金:5ドル(平日16:00〜20:00のみ)
    • 改善チャージ:1ドル
    • 州内移動チャージ:0.50ドル
    • 96丁目以南を通過する場合:2.50〜2.75ドル
    • 有料道路通行料:最大6.94ドル
  • チップ:料金の15〜20%(12〜16ドル程度)
  • 合計目安:約90ドル(約13,500円)
  • 所要時間:40分〜1時間(渋滞時はそれ以上)

乗り方と注意点

到着ロビーを出たら、「Taxi」の案内表示に従ってタクシー乗り場へ。案内スタッフが人数や荷物の量に応じて、セダンまたはミニバンに振り分けてくれます。


注意事項として、ターミナル内で声をかけてくる白タク(無許可タクシー)には絶対に乗らないでください。法外な料金を請求される可能性があります。必ず正式なタクシー乗り場から乗車しましょう。


行き先はホテルの住所と、交差している通りの名前をメモしておくとスムーズ。

例:「1234 Broadway, between 45th and 46th Street」

料金は固定制なので、渋滞しても料金が上がる心配はありません。

④ Uber・Lyft(アプリでかんたん配車)

近年、人気が高まっているのがUberやLyftといった配車アプリを使った移動方法。

アプリでかんたんに呼ぶことができ、タクシーよりも快適。料金も事前に確認できるため安心です。

料金と所要時間

  • uberX:60〜80ドル程度(チップ別)
  • uberXL(大型車):75〜100ドル程度(チップ別)
  • 所要時間:40分〜1時間

※変動の場合あり


料金は時間帯や需要によって変動します(ピーク時は割増料金あり)。

ただし、アプリで配車リクエストする前に料金の見積もりが表示されるので、納得してから手配できます。


チップも現金ではなくアプリでの支払い(任意)なので、その場でいくら足せばいいか悩む必要がないのも日本の旅行者にとってはありがたい。

UberやLyftの配車方法・乗り方のポイント

日本でダウンロードしたUberやLyftアプリがそのまま使えます。

渡航前にアプリをインストールし、クレジットカード情報を登録しておきましょう。

Lyft
旅行, ナビゲーション
無料


空港では専用のピックアップエリアがあります。到着ロビーを出たら、「Ride App Pick Up」や「Ground Transportation」の標識に従って進みましょう。

ドライバーと車の情報(車種、ナンバープレート、ドライバーの写真)がアプリに表示されるので、到着した車が自分の手配した車かどうか必ず確認してから乗車します。

私もニューヨークで乗ったことがありますが、イエローキャブと違いアプリで目的地を入力済みなので直接伝える必要がなく使いやすかった。

Uberタクシー

Uberタクシー


支払いはアプリで自動的に処理されるため、降車時に現金のやり取りは不要。チップもアプリ内で後から追加できます。

⑤ プライベート送迎サービス【お金はかかるが楽で快適】

空港到着後の不安を完全に解消したい方は、送迎サービスを事前予約しておくのがおすすめ。

ドライバーが到着ロビーで名前を書いたボードを持って待っていてくれる場合が多く、迷うことなくホテルまで直行できます。

料金と所要時間

  • 料金:乗客3名+スーツケース2個で11,000円台から
  • 所要時間:40分〜1時間

おすすめポイント

タクシーやUberより少し高めですが、以下のようなメリットがあります。

  • 事前に日本語で予約できるため、英語でのコミュニケーション不要
  • フライトの遅延にも対応してくれる
  • マンハッタン以外のエリア(ブルックリン、ブロンクスなど)にも柔軟に対応
  • 車種やドライバーの質が保証されている
  • 大人数や荷物が多い場合はコストパフォーマンスが良い


送迎サービスを予約するなら、KKdayやKlookといった現地ツアー予約サイトがおすすめ。

日本にいるうちに日本語で予約でき、料金も明確に表示されていてわかりやすい。

クレジットカードで事前決済できるため、現金で支払う必要がないのもラクです。

⑥ シャトルバス(マンハッタン直行で便利)

JFK空港からニューヨーク市街(マンハッタン)へのアクセスには、乗り合いのシャトルバスも便利。

乗り換えが必要なくラクで、タクシーよりも安いのがメリット。


やや時間はかかるものの、チケットを買ったり電車をさがしたりする必要がない安心感があります。

料金と所要時間

  • 料金:29〜45ドル程度(行き先や業者により異なる)
  • 所要時間:1時間〜2時間(他の乗客の目的地によって変動)

利用方法

空港の「Ground Transportation」デスクでチケットを購入します。主要なサービスとしては、GO Airlink NYC(旧NYC Airporter)など。

ただし、他の乗客のホテルにも立ち寄るため、自分のホテルが最後の停車地になると、かなり時間がかかることがあるので注意が必要。

JFK空港⇔マンハッタン移動手段の比較表

移動手段 料金 所要時間 おすすめ度 こんな人向け
エアトレイン+LIRR 17〜20ドル 35〜50分 ★★★★★ コスパ重視・時間重視
エアトレイン+地下鉄 11ドル 60〜90分 ★★★☆☆ 最安値で行きたい・荷物が少ない
タクシー 95〜105ドル 40〜60分 ★★★★☆ 楽に移動したい・荷物が多い
Uber・Lyft 60〜100ドル 40〜60分 ★★★★☆ アプリ操作に慣れている・快適重視
送迎サービス 80〜120ドル 40〜60分 ★★★★☆ 安心重視・日本語対応希望
シャトルバス 29〜45ドル 60〜120分 ★★☆☆☆ 時間に余裕がある

状況別おすすめ移動手段

初めてのニューヨークで不安がある方

おすすめ:送迎サービス

日本語で事前予約でき、ドライバーが待っていてくれるので迷う心配がありません。多少高くても安心を買う価値があります。

できるだけ費用を抑えたい方

おすすめ:エアトレイン+地下鉄

11ドルという最安値で市内まで行けます。ただし荷物は最小限にして、階段の上り下りを覚悟しましょう。

バランス重視の方

おすすめ:エアトレイン+LIRR

料金も手頃で所要時間も短く、設備も整っています。最もバランスの取れた選択肢です。

荷物が多い・深夜到着の方

おすすめ:タクシーまたはUber

ドア・ツー・ドアで移動でき、深夜でも安全です。グループなら割り勘でコストも下げられます。

3〜6人のグループ旅行

おすすめ:uberXLまたは送迎サービス

全員が1台に乗れて、割り勘すれば1人あたりの料金もリーズナブルになります。

よくある質問(FAQ)

Q1. JFK空港からマンハッタンまで、最も安い移動方法は?

A. エアトレイン+地下鉄の組み合わせが最安で、合計11.40ドルです。ただし、階段の上り下りが多く、荷物が多い場合は大変です。

Q2. 深夜到着でも利用できる移動手段は?

A. エアトレインとLIRR、地下鉄は24時間運行していますが、深夜は本数が減ります。タクシー、Uberも24時間利用可能で、深夜到着なら安全面からこちらがおすすめです。

Q3. クレジットカードだけで移動できますか?現金は必要?

A. はい、クレジットカードだけで問題ありません。地下鉄やバスはOMNYでタップ決済、タクシーやUberもカード払いが可能です。ただし、チップを現金で渡したい場合は少額の現金があると便利です。

Q4. グループ旅行で最もお得な移動方法は?

A. 4〜6人のグループなら、uberXLや送迎サービスを利用して割り勘するのが最もコストパフォーマンスが良くなります。1人あたり15〜20ドル程度で、ドア・ツー・ドアで移動できます。

Q5. 白タクの見分け方は?

A. 正規のイエローキャブは黄色い車体で、屋根にメダリオン(ライセンス番号)が表示されています。ターミナル内で声をかけてくる人は全て無視し、必ず正式なタクシー乗り場から乗車してください。

まとめ:最適な移動手段を選んでニューヨークを楽しもう

JFK空港からマンハッタンへの移動手段は多岐にわたりますが、人によっておすすめする移動手段は違います。

個人的なおすすめは、バランスが取れた「エアトレイン+LIRR」。コストを抑えつつスムーズに移動できますし、異国の電車にのる体験も楽しい。運転手と直接会話する必要もないので、それほど難易度も高くありません。

荷物が多い場合や電車での移動に不安がある場合は、Uberや送迎サービスを検討するのも良いでしょう。


いずれの方法を選ぶにしても、事前にしっかり調べて、自分に合った移動手段を選ぶことが大切。

この記事が、あなたのニューヨーク旅行の素晴らしいスタートを切る助けになれば幸いです!


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