MoMA(ニューヨーク近代美術館)を写真レポート。アクセスや入場チケットの買い方も紹介

MoMA(ニューヨーク近代美術館)を写真レポート

この記事では、ニューヨーク近代美術館MoMA(The Museum of Modern Art)を実際に訪れた体験をもとにレポート。


MoMA(ニューヨーク近代美術館)の注目ポイント
  • 常設コレクション約20万点、年間来館者300万人超
  • ゴッホ「星月夜」、ピカソ「アヴィニョンの娘たち」、ウォーホル「キャンベルスープ缶」など教科書級の名画がずらり
  • iPodやフィアット500、Eamesチェア、からスト2など日本のゲームまで、工業デザイン・ゲームも収蔵
  • MoMAデザインストア併設&館内3か所のカフェ・レストランで休憩もできる


世界屈指のミュージアム・MoMAでは、名画からプロダクトデザイン、映像・ゲームまで、“20世紀以降のクリエイティブ”を横断的に楽しめます!

私が訪れたのは2015年ですが、2019年の大改装で展示面積が約30%拡張されています。

MoMAの写真レポート

シティパス(CityPASS)があれば混雑を避けて入場できた

私が訪れたのは観光客も多い年始だったので、午前10時半の開館直後でもエントランスは長蛇の列でした。

観光客も多い年始だったので、午前10時半の開館直後でもエントランスは長蛇の列

ですが、私の場合はNYC CityPASSを事前に手に入れていたので、セキュリティラインを専用レーンでスムーズに通過。

※ただしこれは2015年当時の話で、2025年現在はCityPASS(シティパス)の対象からMoMAが外れてしまっているようです。
 とはいえ、現在でもアメリカ自然史博物館や自由の女神などを安く回れるのでおすすめ。


他には公式サイトで購入したタイムドエントリーチケットを提示しても同じルートで入場できるとのこと。

MoMA列を避けて入場できる


週末は30分以上待つこともあるので、事前予約しておいた方がいいでしょう。

料金は大人30ドルですが、WEB前売りは28ドルに割引。

絵画、工業製品、映像作品などさまざまなアート作品が目白押し

5階は印象派・キュビスムの傑作が集中。

サルバドール・ダリの「記憶の固執」、ゴッホ「星月夜」など教科書で見るような名作が多数並びます。予習してから行くのがおすすめ。

サルバドール・ダリの記憶の固執<

名作絵画

4階はポップアートとデザインのフロアで、アンディ・ウォーホルの「キャンベルスープ缶」やディーター・ラムスの「BRAUN radio」、初代iPodなど“日常×アート”の視点が楽しめます。

アンディ・ウォーホルのキャンベルスープ缶

音楽や都市計画、日本のゲームも展示

3階の「Architecture & Design」コーナーでは、NY市都市模型やスマートシティ研究のプロトタイプ、YMOのアルバムジャケットなどが並び、4・5階とはまた違う雰囲気。

NY市都市模型

アルバムジャケット

ヘリコプター

ビデオゲーム常設ケースには「ポケモン」や「ストリートファイターⅡ」といった日本発タイトルも。

コントローラーを操作して試遊できる端末もあり、国籍・世代を問わず盛り上がっていました。

ストリートファイターⅡの展示も

カフェでゆっくりしたり、お土産を買ったりも楽しい

2階の「The Modern」はガラス張りのダイニングで、セントラルガーデン越しにマンハッタンの高層ビルを眺めながらランチが可能。

ゆっくりする時間がない場合は、カフェも併設されています。

ゆっくりする時間がない場合は、カフェも併設されている


中庭にはゆっくり座って楽しめる座席も。

中庭にはゆっくり座って楽しめる座席

MoMAや収蔵作品にちなんだ雑貨やおみやげを販売しているショップや書店などもあるので、ここでいろいろ買い物をするのも楽しいですね。

入場しなくても入れるショップもあります。

MoMA内の書店

MoMAや収蔵作品にちなんだ雑貨やおみやげを販売しているショップ

オンライン限定アイテムも含め、日本への発送サービスもあるらしい。

MoMAに行ってみた感想

MoMAで驚いたことのひとつが、『作品との距離感』。

作品にあまり近づけず写真も撮れないことが多い日本の美術館・博物館と違い、歴史に残るような名作が手の届く距離で見られて、ほとんどは写真も撮れる……というのはなかなかない体験でした。


無料Wi-Fiに加え、一部の作品には日本語オーディオガイドも用意されているので作品の背景などを知ることも可能。
※ MoMA訪問前に聴いておくのもおすすめ

Audio guides | MoMA


「キャンベルスープ缶」など私のようなアート初心者でも知っている有名作品も多数あり、短時間の滞在でも楽しめました。

多くの場所にソファが配置されており、子連れやシニアでも無理なく鑑賞できる配慮も嬉しい。


ニューヨークを訪れるなら、最優先で旅程に入れておきたいスポットのひとつに間違いありません。

MoMAのチケット購入・予約方法

  • 公式サイトのカレンダーで訪問日時を選択し、オンライン決済(大人$28/当日窓口$30、学生$17、16歳以下無料)
  • UNIQLO Friday Nights(毎週金17:30–20:00)はNY州在住者限定で無料、要予約・身分証提示
  • 会員(Individual $125/年〜)は同伴1名まで常時無料・早朝閲覧特典あり

英語が不安な方は、日本語でもMoMA入場チケットの購入ができます。

MoMAへの行き方・アクセス

  • 地下鉄 E/M線「5 Av/53 St」直結、B/D/F/M線「47-50 St Rockefeller Center」から徒歩5分
  • バス M1・M2・M3・M4・M5系統「5 Av/53 St」停留所
  • 徒歩 ロックフェラーセンターから約3分、タイムズスクエアから約10分

MoMAの基本情報

スポット名 The Museum of Modern Art (MoMA)
電話番号 +1 212-708-9400
住所 11 W 53rd St, New York, NY 10019, USA
地図 Google Mapsで表示
営業時間・定休日
  • 月–木・土・日 10:30–17:30
  • 金 10:30–20:00(17:30以降UNIQLO Friday Nights)
  • 休館日 サンクスギビング・12/25
公式Webサイト https://www.moma.org/


※掲載内容は2025年6月時点の情報です。最新の展示・料金・営業時間は公式サイトでご確認ください。

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