この記事では、ハワイのアリゾナ記念館・パールハーバーの観光ツアーに参加した経験からレポートします。
太平洋戦争のきっかけとなった、大日本帝国海軍による真珠湾攻撃があった場所。
「パールハーバー ヒストリックサイト」では、当時の様子を語る航空機やミサイルなどが展示されています。
特にアメリカ軍に多数の死傷者や損害が出た真珠湾攻撃。撃沈された戦艦アリゾナの真上につくられた記念館では、いまも残骸から流れ出す油や死者の名前が刻まれた記念碑も。
日本人にとってはなんとも複雑な気分になる、いちどは訪れておきたい場所です。
アリゾナ記念館・パールハーバーの写真レポートと感想
私が参加したのは、パールハーバー(真珠湾)観光の現地ツアー。
パールハーバーとアリゾナ記念館、戦艦ミズーリを見られるプランです。
この記事では、そのうちパールハーバー前の記念公園とアリゾナ記念館の様子をレポート。
パールハーバー ヒストリックサイトの公園を見て回る
アリゾナ記念館や戦艦ミズーリなど、パールハーバー周辺は「パールハーバー ヒストリックサイト(Pearl Harbor Histric Sites)」よばれる施設群として整備されています。
アリゾナ記念館へ向かう船が出るまで時間があったので、出発までは公園のようになっているヒストリックサイト周辺を見学。
海の向こうには巨大な戦艦(航空母艦?)が停泊していました。でけえ。。。
こちらは戦艦アリゾナのいかり(アンカー)。
当時の戦いで使われた装備品や武器などが数多く展示されています。
米軍のミサイル。
高射砲の操縦席に座っている子供がいました。どういう気持ちで座ってるんだろうか。
真珠湾を攻撃した日本軍についても、記述や装備品、模型などが数多くあります。
こちらは日本の零戦の模型でしょうか。
アリゾナ記念館
時間がきたようなので、海に浮かぶアリゾナ記念館へ向かう船に乗り込みます。
操舵しているのはアメリカの軍人さん。
撃沈された戦艦アリゾナの上につくられた「アリゾナ記念館」が見えてきました。
日本人どころかアジア人もほぼいない中、ちょっと肩身がせまい私。
いまも海中に沈む戦艦アリゾナの残骸。
アリゾナが沈んだのは1941年のことですが、70年以上経ったいまでも油が流れ出し続けているとのこと。
アリゾナ記念館の一番奥には、真珠湾攻撃による戦死者の名が刻まれた記念碑。
日本本土であった空襲や原爆については知る機会が比較的多いものの、こうやって日本に攻撃された側のことってなかなか知る機会がないですよね。
何とも言えない気分になりますが、ここでしかできない体験なのは確かでしょう。
アリゾナ記念館・パールハーバーへの行き方・アクセス
アリゾナ記念館を含むパールハーバー(真珠湾)へは、現地の観光ツアーに参加するのがいちばんラクで確実。
申し込み可能な日本語のサイトもたくさんあります。
ツアーに参加せず自分で向かう場合、マイカーでの通行は不可。
真珠湾観光案内所(パールハーバービジターセンター)から無料のシャトルバスでフォード島に渡り、そこで船に乗ることになるようです。
アリゾナ記念館の基本情報
スポット名
アリゾナ記念館(USS Arizona Memorial)
電話番号
+1 808-422-3399
住所
1 Arizona Memorial Pl, Honolulu, HI 96818 アメリカ合衆国
地図
営業時間
7:00〜17:00
公式Webサイト
USS Arizona Memorial Programs – Pearl Harbor National Memorial (U.S. National Park Service)